水平出しをしたのにノズルがプラットフォームに届かない・食い込んでしまう。
そんな時にはこの方法をお試し下さい。
1,ホーム画面より、ツールを選択します。
2,設定を選択します。
3,本体を工場出荷状態にリセットします。
「設定」→「工場出荷設定」→「工場出荷状態に戻しますか?」→「はい」 を選択してください。
これで、本体が工場出荷状態にリセットされます。
※工場出荷状態にしても、本体の中に保存されているGコードは
消去されませんが表示言語が、日本語表記から英語に変わりますので、日本語に戻してください。
4,ヘッドキャリブレーションを実行します。
「設定」→「ヘッドキャリブレーション」を実行します。
実行するとプラットフォームの中央で、水平出しセンサーによってプラットフォームとの距離が測定されます。
※ノズルにフィラメントが残っていると、正確なキャリブレーションが出来ないので、ノズルの先端に樹脂が無い状態にしてから実行してください。(樹脂を引き抜いた状態で240°までノズルを加熱して真鍮ブラシで清掃するとキレイに出来ます)
5,隙間の確認を行います。
測定が終わったら、ノズルとプラットフォームの間にコピー用紙を2枚重ねて入れます。
「Z軸の位置」を「-」入力して2枚重ねたコピー用紙がちょうど動かなくなるZ軸位置を探します。
コピー用紙がちょうど動かない位置で「確認」を選択し、補正は完了です。
6,「水平出し」を実行します。
通常通りの水平出しをして作業完了です。
※水平出しの際に、プラットフォームのネジは締めきらずに、
締め代の1/3程度の位置で実施して下さい。