【光造形3Dプリンター】造形方式の種類を比較!特徴やメリット・デメリットとは?
光造形3Dプリンターの造形方式は、主に4種類があります。それぞれの特徴やメリット・デメリットについてご紹介いたしますので、比較検討いただくために、ぜひお役立てください。光造形3Dプリンターをお探しなら、Expert Material Laboratories株式会社へお気軽にご相談ください。
光造形3Dプリンターの種類!それぞれの特徴やメリット・デメリットは?
光造形3Dプリンターの造形方式は、主に以下の4種類があります。
DLP型
液体樹脂(レジン)に、プロジェクターを使って面で紫外線を当てる造形方式です。「面で造形をする」というのが特徴で、造形スピードが速く、出力品のディティールが他の種類と比べて高く、メンテナンス、消耗品も少ない為にイニシャルコストは高いですがランニングコストが安いことがメリットとして挙げられます。造形物の精度も高く、高精細で滑らかな造形が可能です。しかし、造形エリアを大きくするためには、DLPユニットが高価な為にコストが掛かってしまいますので安価で大型のDLP機の無いのが現状です。
LCD型
DLP型と同様に「面で造形をする」タイプで、LCD型があります。プロジェクターではなく、液晶ディスプレイ(LCDパネル)を使用するのが特徴です。紫外線(UV)LEDライトをバックライトとし、液晶パネルに表示させて樹脂を硬化する方式です。特に、イニシャルコストを安く抑えることができるのがメリットとして挙げられます。解像度の高い液晶パネルを使用すれば、より精密な造形も可能となるでしょう。
しかし、液晶パネル(LCDパネル)は紫外線と熱に弱い特性も持っていますが、造形時に紫外線が当たりレジンが硬化する際に熱が発生する為に紫外線のパワーを上げられない事が多く、硬化に時間が掛かるなどの理由から出力品のディティールが若干甘くなり、液晶パネルを定期的に交換する必要がある為、イニシャルコストは安いですがランニングコストが高いことがデメリットとして挙げられます。
レーザー型(SLA方式)
紫外線をレーザーポインターのように照射して樹脂を硬化する方式です。「レーザーポインターのように」というのが特徴で、紫外線が点で1点に集中しているのでパワーが出しやすく、装置の大型化がしやすい為に大型の光造形出力が出来ることがメリットとして挙げられます。
しかし、レーザーポインターで造形していきますので、レーザーポインター直径以下の形状が造形出来ないので小さく細かいディティールの造形に向かないのと、DLP,LCDタイプと異なり面で積層ではなく、一筆書きの用に造形するために出力に時間が掛かってしまう事や、可動部品が多くメンテナンスやミラーのクリーニングが必要になるのがデメリットとして挙げられます。
インクジェット型
インクジェットのヘッドから紫外線硬化性樹脂を噴射し、紫外線を照射して固める方式です。機種にもよりますが、比較的高精度な造形やフルカラーでの造形ができることや、複数の材料を混ぜて材料のチューニングをして使用できることがメリットとして挙げられます。これにより、多様な硬度の造形が実現でき、1,000万色以上のフルカラーで再現できる機種もあります。年々出力品質は向上しているものの、他の光造形型と比べると表面品質はまだ劣る事があります。また、材料コストが高額であることもデメリットとして挙げられます。
光造形3Dプリンターをお探しでしたら、Expert Material Laboratories株式会社へご連絡ください。最新の3Dプリンターをお求めの方は、お気軽にご相談ください。
光造形3Dプリンターの購入は十分に比較検討して決めよう!
光造形3Dプリンターの造形方式は、主にDLP型、LCD型、レーザー型(SLA方式)、 インクジェット型の4種類があります。特徴やメリット、デメリットを比較して、要望に合う光造形3Dプリンターをお選びください。
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設立 | 2023年9月 |
資本金 | 300万円 |
事業内容 | 工作機械 検査装置販売 航空宇宙非破壊検査コンサルティング |