トラブルシューティング

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水洗いレジン洗浄廃液の下水道への排水について(下水に水洗いレジンを流して良いのか?)

投稿日:2020-03-06 更新日:

結論:[エキマテ]水洗いレジン洗浄時に出た廃液は、ほとんどの地域で下水への排水が可能かと思われます。
※区市町村への確認を行ってください。詳細及び確認方法は下記をご確認ください。

本記事では、弊社販売の日本製低アレルギー水洗いレジン「エキマテの下水道への排水が可能かを記述しており、他社製の水洗いレジンとは一切関係ありませんので他社製の水洗いレジン処理につきましては購入元にお問い合わせください。
光造形用レジンは化学物質の塊です。現在世の中で販売されている硬化前のレジンのほとんどは、有害物質が含まれており安易な下水道への排水は環境、生物へ影響が懸念されますので適切な処理が必要となります。

事業者の方は、記述内容をご参考に水洗いレジン廃液の処理プロセスをご検討ください。

  1. 下水道への排水ルール法令は下水道法(昭和三十四年政令第百四十七号)で定められています。(所管は国土交通省です)
    第九条から下水の水質について制定しており、当該レジンには第九条の四で定めている化学物質34項目が水質に含まれている、又は、規定量以上に含まているとそのまま下水道に流す事が禁止されており、水質処理が必要となります。当該レジンに規定に該当する化学物質は一切含まれておりません。
  2. 環境省が定めている「一律排水基準」とは
    「一律排水基準」とは家庭や、事業所が河川や海へ直接排水する際の水質基準です。
    当該レジンには基準で定められている「■有害物質」は一切含まれておりません。
    では河川や海に直接このレジンの廃液を流せるのか?
    答えはNoです。有害物質は一切含まれていませんが、それ以外で要求されている液中の酸素濃度等がクリア出来ない可能性があります。
  3. 有機溶剤中毒予防規則とは
    有機溶剤取り扱い、接触や吸入等で健康被害の恐れがある為、取扱い方法などを規制した法律です。
    当該レジン有機溶剤中毒予防規則(昭和四十七年労働省令第三十六号)内、別表(第二十九条関係)の「有機溶剤等」に記載されている有機溶剤は一切含まれておりません。
    ただし、通常の油性タイプレジンの洗浄に用いられるIPA(イソプロピルアルコール)は有機溶剤中毒予防規則に該当する物質ですので健康管理(防毒マスクや換気)が重要となります。
  4. 急性毒性の指標LD50とは
    LD50(50%致死量)という動物実験にて試験物質を投与した場合に、動物の半数を死亡させる量の指標です。一般的にはLD50 2,000mg/kg-以上で安全とみなされています。
    当該レジンの経口毒性はLD50 4,000mg/kgと非常に高い安全性を有しております。
    ※参考数値: 食塩 4,000mg/kg  カフェイン1,950mg/kg
  5. ジャパニーズスタンダードアレルゲンとは
    一般社団法人 日本皮膚免疫アレルギー学会が発表している(皮膚のアレルギー反応を測定するパッチテストに用いられる化学物質)ジャパニーズスタンダードアレルゲン2015のアレルゲン一覧にある化学物質は当該レジンに一切含まれておりません。

ここまで有害物質入っていないレジンでもまだ水道に流して良いとは言い切れません。

下水道に流して良いかの最終判断は水洗いレジンを下水で排水したい場所の区市町村への問い合わせが必要となります。

なぜなら、使用している下水道処理施設のスペックにより処理能力が異なる為です。
なので、下水に水洗いレジンを流す為には、国が下水道法で定めている有害物質の基準クリア+各区市町村の基準クリアが必要となります。
※参考:下水排除基準(東京都23区内)
当該レジンは東京都23区内の下水排水基準に定められている有害物質は一切使用しておりません。


 

下水にレジンを排水する前に確認するコト
日本製低アレルギー水洗いレジン「エキマテを下水への排水をする場合は、排水をする区市町村の下水道を管理している部署へ下記情報を伝え、下水への排水が可能かご確認ください。

①光造形用3Dプリンターに使用する、出力物に付着した少量の水溶性樹脂を台所用洗剤で洗浄した廃液を下水へと排水したいと伝える。
(レジンそのものは流さない。あくまでも出力品に付着した少量の台所用洗剤と混合されたレジンを下水へと流すとの旨)

②下水に流すレジンの経口毒性は食塩と同等レベル。
LD50(経口毒性指標)は4000mg/kgで生物への安全性が高い
台所用洗剤も化学物質の塊で、石けん・洗剤のLD50値は3500〜4000mg/kg※です。

③環境省が定める「一律排水基準」の”■有害物質は含まれていない

④下水道法施行令の第九条の四で定めている化学物質は一切含まれていない。

⑤「有機溶剤中毒予防規則」の「別表(第二十九条関係)」に記載されている「有機溶剤等」に該当する有機溶剤は含まれていない 。

⑥日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会パッチテストに用いられる化学物質は含まれていない

⑦水道管の中で硬化やヘドロ化する可能性は無い。
(洗剤と混合されて薄まっており、紫外線が当たらないと硬化しない為)

⑧レジンのPHは約6.5で中性

 

ここまで、伝えて頂ければほとんどの地域で下水への排水は問題ないとの回答が得られると思います。
弊社ショールーム所在地の東京都立川市の下水道課に確認したところ排水をしても問題無いとの回答を得られました。
(地域、担当者により回答が異なる場合も御座いますのでご自身でご確認ください)

※引用:独立行政法人 製品評価技術基盤機構 化学物質管理センター発行「身の回りの製品に含まれる化学物質シリーズ 家庭用洗剤」
https://www.nite.go.jp/data/000097447.pdf
P45 3.誤って使用した場合の安全性 参照

 

冒頭でも記述しましたが、光造形用レジンは化学物質の塊です。
日本製低アレルギー水洗いレジン「エキマテには一切的含まていませんが、市販されている光造形用レジンのほとんどに、発がん性物質のベンゼンや、女性の生殖機能を害する可能性があるビスフェノールA、日本では劇物に指定されているアンチモン等の有害が化学物質が使用さています。
正しい廃棄処理を行わないと、環境・生物への悪影響を及ぼす可能性がありますので水洗いレジンの下水道への排水は区市町村へ必ず確認してから処理を行ってください。

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