低価格3Dプリンターで造形できるのは樹脂製品だけ?そう思っている皆様にFlashForge社製DLP方式光造形3DプリンターHunterを使用したジュエリー製作での事例をご紹介したいと思います。
このシルバーリングはHunterで「キャスタブルレジン」というレジンを使用し原型を出力した後、
その原型を型どりし、溶かした銀を流し込む、「ロストワックス」という工程で製造されております。
「ロストワックス製法」とは呼んで字のごとく、「蝋」を「失くす」製法で、
熱に溶けやすい蝋で作った原型を石膏で固め、それを溶かしてしまうことで金属用の型を作ってしまう
行程をとります。
■ロストワックスの製造工程
「キャスタブルレジン」は熱で蒸発してしまう材料でできており、
周りを砂や石膏で固めたのちに高熱を加えると脱ロウ(だつろう)してその部分が空洞の雌型になります。
上記はストレンジフリークデザインス(TM) 様がHUNTERにて原型を出力し
実際のシルバーリングを製造した工程の写真になります。
ストレンジフリークデザインス(TM) 様はダークファンタジーをテーマとしている
世界的に有名なアクセサリーデザイナー様になります。
最終製品をHPで公開されておりますので、ぜひご覧になってください。
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